
面白いことを面白く教えないのは、教える側の認識欠如と努力不足にすぎません。意外だから面白い、そして、面白いから興味もわくのです。
パスカルの数学について
「問題の解法」だけでなく、「解法の背景にある数学理論」を教える。それがパスカル数学科の基本姿勢です。「文化としての数学」を教えることに、困難を伴うことは事実です。生徒諸君が理解するのにも少しだけ余分に時間がかかるし、教師が教えるにもかなり準備が必要です。しかし、それだけの価値は、生徒にも教師にも十分にあると私達は信じています。
残念ながらいくら公式を暗記し計算能力をつけても、数学的思考力を伸ばすことはできません。数学的思考力をつけるには、自分の頭で考える訓練をする以外に方法はないのです。覚えることはできるだけ少なくし、自分自身でできるだけ深く考えることが数学熟達への唯一確実な道だと考えます。
さて、数学というと意外性がないように思われがちですが、本当の数学は実は意外性に富んでいるものなのです。高校数学に限ってみても、「数列と多項式の割り算」「数列とベクトル空間」「傾きの求め方と図形の求積」「求積と線形変換」など意外な組合わせはいくらでもあります。また、中学数学の範囲だけでも、しびれるほど美しい「幾何」や「数論」を学ぶことができます。簡単なことだけを反射的に学習する勉強法では体験することのできない面白さです。
面白いことを面白く教えないのは教える側の認識欠如と努力不足にすぎません。意外だから面白い、そして、面白いから興味もわくのです。
現在でも、すべての人の学力が確実に向上する理想的なカリキュラムにはまだまだ遠い現状ですが、それでも私達の方法論が決して机上の空論でないことは、卒業生たちの合格実績が実証しています。大学受験のための技術は高3になってからで十分なのです。高2までの頭が柔軟な時期に、後で本当に役立つ数学をパスカルで学んでみませんか?
パスカルの英語について
パスカルでは、英語と日本語の発想法と文法構造の違いを明確に認識した上で、英語を活用できるようになる能力の育成と、耳から入ってくる情報を日本語に介さずに英語で理解したり、自分の考えを英語で相手に伝達できるようになる能力の育成を目標にしています。私たちは、これらの二つの能力を片寄りのない形で身につけるためのカリキュラムを組み、健全な英語力および国際感覚を持った学生を養成しています。
IT技術が進化しインターネット上では瞬時に翻訳されるシステムが普及したとしても、人間同士のコミュニケーションの原点は、直接会って意思疎通を図ることであると考えます。そして現実的にその国際間のやりとりの多くは英語で行われていますから、現代の日本人がまず第一に学習するべき外国語は英語をおいて他にはありません。また、インターネット・テレビ・雑誌・新聞・書籍等を通じて日々発信される膨大な情報の多くも英語で発信されていますので、これも理解できるようになれないのであれば、英語の学習は無駄に終わるかもしれません。
しかし実際に、有効に英語を活用できるようになれた人は決して多くはないのです。そこでこれまでの教育方法の反省や、社会の要請にこたえて、最近の大学入試問題でも、瑣末な文法知識問題を問うものや英米人にすら解答不能な難問奇問は影を潜めつつあり、確固たる読解力と基本的な英作文能力があれば十分に対応できるようになってきてます。一方、従来よりもいっそう高度な語彙力と、長い文章のなかから大意を的確に把握できる速読力が要求されるようになってきています。
パスカルの授業はまさにその意味での基礎を重視したカリキュラムになっています。いちいち日本語に訳さなくても理解できる直読直解の読解力を養うために音声教材を活用したり、基本動詞や前置詞などは訳語ではなく「イメージ」として把握できるようになることを重視した授業を行っています。英作文においても単語の置き換えではなく、発想から転換できるようになるための授業を行っています。がんばれば頑張るだけ、本物の英語力が身につくことをお約束します。
何のために英語を勉強しますか?
多読による英語学習法
最も早く確実に、日本で英語を覚えるにはどうすればいいのでしょうか。私たちは、その方法を英語の本をたくさん読むことだと考えています。レベル別に分類された本をしっかり読めば、大事な表現や文法事項は何度も繰り返しでてきますから、読めば読むほど生きた英語が自然に身についていきます。
ところで、あなたは何のために英語を勉強するのですか? 英語は受験科目だから勉強しなくてはいけない、という程度の認識だった方も多いと思います。しかし、これからは英語が読み書きできるだけでなくディベート、契約書に基づく交渉、ロジカルシンキングなど、グローバルな仕事において、実際に英語を使って成果を出していくことが求められています。まさに英語は教養ではなく、仕事に必要不可欠な道具になってきています。
- 1 辞書は引かない
- 2 わからないところはとばす
- 3 進まなくなったらやめる
多読の3原則によって、英語の読書は生徒たちにとって楽しい時間になっていきます。楽しいから長続きし、長続きするから大量の英語を吸収できるのです。その結果おどろくべ成果があらわれるわけです。


